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    児童期編その14「内面も育つように子育てを」

     親として、食べさせていたら子供は大きくはなるし、学校に行っていれば、多少の勉強はするだろうし、「親がなくとも子は育つ」と言われるように、実の親でなくても、親のように育ててくれる人がいれば、確かに子供は育ちます。  ですが、親(大人)が放っておいて、手を掛けないでいたら、食べることで体は大きくなるでしょうが、内面が育つ訳ではありません。  内面というのは、自分で考え、判断したり、多少の…… 続きを読む
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    児童期編その13「今の時代に合った子育てを」

     親にとって、一番上の子供の小学校入学は、自分の小学校時代以来になる人がほとんどです。20年から30年くらい前の思い出です。その時のイメージで、〈こうだろう〉と思うことも、そうではなくなっていることがたくさん出てきます。  親の小学校時代は、ゆとり教育がされる前でしょうから、土曜日も学校へ通っていたでしょう。それだけでも大きく違うのです。となると、親の頭の中のイメージではなく、今の時代に合っ…… 続きを読む
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    児童期編その12「今の延長線上に、自立がある」

     子育てのゴールは、20歳の成人式ではありません。通過点ではありますが、放っておいても、成人にはなれます。自立した大人にすることが、最終目的です。  高校を卒業して、一人暮らしをしながら働き始め、親の手がかからなくなったなら、その時点で、自立したことになるでしょう。  30歳前後で定職に就かず、ときどきバイトして、親と同居だからと、食べさせてもらえている生活なら、自立した大人とはいえま…… 続きを読む
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    児童期編その11「我が子ができるように手をかける」

     前項で、手をかけることと甘やかしは違うと書きました。それについて、お話ししていきたいと思います。  手をかけるのは、我が子ができるようになるための手助けをすることです。いつか、この子ができるようになることを目標にして、少しずつでも、できるようになっていけるように、見守る目を持っていることです。〝するように言った、やり方を教えた、だから、できるでしょ〟とは違うのです。  例えば、時間割…… 続きを読む
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    児童期編その10「習慣化させるには、手をかけること」

     宿題と同様、忘れ物をしないようにすることと、時間割りをちゃんと合わせることも、親が習慣化させていくことです。  「先生、本人に言ってやってください」「怒ってやってください」は、違います。親が、しつけとして教育していくことだからです。  時間割りを合わせる時に、一緒に確認するなど、手をかけてあげることが大切で、親が代わりにして、手伝いすぎるのはいけません。できれば、前日に済ませるように…… 続きを読む

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物心両面(ぶっしんりょうめん)

豊かな自己表現を目指し、物は生かして役立てましょう。