あまつゆふぐれ
磯和 格 様
「大きなるこのしづけさや高千穂の峯の統べたるあまつゆふぐれ」
斎藤茂吉の第十三歌集「のぼり路」に収められている作品です。
茂吉が霧島連山、高千穂の峯、韓国岳の大パノラマを前にして、
作歌上の心得には収まりきれない大きな感動を歌いあげた一首です。
毎月最大5首まで投稿でき、撰者によって選ばれた歌が掲載されます。
小学生から大人まで、どなたでも気軽に短歌に触れていただける月刊誌です。
身辺の事象を、投稿者の言葉で五七五七七の歌に編み上げる–日々の暮らしの中にある感動が滲む31文字をぜひ味わってみてください。
磯和 格 様
「大きなるこのしづけさや高千穂の峯の統べたるあまつゆふぐれ」
斎藤茂吉の第十三歌集「のぼり路」に収められている作品です。
茂吉が霧島連山、高千穂の峯、韓国岳の大パノラマを前にして、
作歌上の心得には収まりきれない大きな感動を歌いあげた一首です。
石井 裕 様
言葉が現実から離れるとき①
あるプロレスラーの死が何を教えてくれたか…
「見ると聞くとは大違い」の現代版を目の当たりにして、
鶴岡 朝比奈真紀子様の心に残る歌は、夫の死後、生と死の描写に衝撃を受けた斎藤茂吉の
「のど赤き玄鳥(つばくらめ)ふたつ屋梁(はり)にゐて足乳根(たらちね)の母は死にたまふなり」他5首です。
加美弥真 小野 久彦様の
連載第39回「海外布教こぼれ話……⑳イタリアC」です。