定期刊行物

短歌芸術2020年11月号

発行日
2020年11月1日
価格
500円(本体455円+税)

毎月最大5首まで投稿でき、撰者によって選ばれた歌が掲載されます。

小学生から大人まで、どなたでも気軽に短歌に触れていただける月刊誌です。

身辺の事象を、投稿者の言葉で五七五七七の歌に編み上げる–日々の暮らしの中にある感動が滲む31文字をぜひ味わってみてください。

今月の読み物

  • 回想 アマゾン川吟行

    磯和 格 様

    「海かとも紛う広さや満満と水満つ川をわが船はゆく」

    1999年20日間のブラジル出張でアマゾンを訪れる機会を得た作者は、アマゾンのあまりのスケールの大きさに圧倒されました。回想の句7首です。

  • 短歌ランダムウォーク

    石井 裕様

    「キミの短歌は遅れている」

    塚本邦雄の‶分からなさ〟をめぐって、たどりついた結論とは……。

  • 「私の心に残る歌」

    ロサンゼルス 田中 陽子様の心に残る歌は、

    黒田清子様が紀宮内親王であられたときにお詠みになられた両陛下への長き御歩みをおもいて詠まれた

    「新しき一日(ひとひ)をけふも重ねたまふたゆまずましし長き御(み)歩み」他2首です。

  • 「私の心に残る歌」

    前橋 都丸 節子様の心に残る歌は

    両親とともに当時の教会長右田次男師から短歌の手ほどきをうけ、師、手作りの100首暗誦冊子を頂いた。そのなかの窪田空穂先生の歌に亡き父母を感じ、偲ばれる歌です。

    「われや母のまな子なりしと思ふにぞ倦みし生命も甦り来る」

    「父母のみ魂は我に生きをりと身をもて信じつゆ疑はず」他1首です。

  • 随想 「短歌と外国布教」

    加美弥真 小野 久彦様の

    連載第41回「海外布教こぼれ話……オセアニアAです。

  • 添削ファイルから 2

    梶原 治郎様

    心に響いた歌を味読しその調べを身につける

    自身が短歌をはじめた50数年前の、添削指導のノートを前回に続いてひもといていきます。

    本日のカレンダー

    4月
    24

    虚心坦懐(きょしんたんかい)

    素直さは成長のカギです。先入観を捨て無心で物事に取り掛かりましょう。