定期刊行物

短歌芸術2021年2月号

発行日
2021年2月1日
価格
500円(本体455円+税)

毎月最大5首まで投稿でき、撰者によって選ばれた歌が掲載されます。

小学生から大人まで、どなたでも気軽に短歌に触れていただける月刊誌です。

身辺の事象を、投稿者の言葉で五七五七七の歌に編み上げる–日々の暮らしの中にある感動が滲む31文字をぜひ味わってみてください。

今月の読み物

  • 「象山の際の」

    磯和 格 様

    「み吉野の象山(きさやま)の際(ま)の木末(こぬれ)にはここだもさわぐ鳥の声かも」

    この歌は、万葉集(巻六)に収録されている山部赤人(やまのべのあかひと)の広く知られた代表作です。聖武天皇が吉野離宮へ行幸、随行した折の歌です。

  • 「短歌ランダムウォーク」

    石井 裕様 の寄稿

    岡潔の数学と情緒の世界

    ―数学の問題に取り組むとき、情的には解決している―

    作者がひょんなことから出合った「数学する人生 岡 潔 森田真生編」とは。

  • 「私の心に残る歌」

    横浜 関 光子様の心に残る歌は、矢野シヅ先生の

    「部屋の掃除畠への往来(ゆきき)土仕事吾が健康の支えと励む」他4首です

  • 「私の心に残る歌」

    豊橋 長谷川 典子様の心に残る歌は、正岡子規晩年の

    「瓶にさす藤の花ぶさみじかければたゝみの上にとどかざりけり」他2首です。

  • 随想 「短歌と外国布教」

    加美弥真 小野 久彦様の

    連載第44回「海外布教こぼれ話…オセアニアⒹ」です。

    本日のカレンダー

    4月
    27

    油断大敵(ゆだんたいてき)

    油断は思わぬ失敗を招きます。細心の注意を怠らぬようにいたしましょう。