暮らしを彩る出版社
コラム
夫婦がいつまでも明るく楽しく暮らすための秘訣は何でしょう。妻が、夫が相手を思いやり、共感し、認め合い、励まし合う…… 何でも分かっているつもりでいても、新しい発見がきっとそこにあります。日々の暮らしの中で感じたこと、気付いたことなどを手記でお届けします。
「私流しあわせ」Episode1
夫婦 web限定
- ペンネーム
- peaco
- 年齢
- 40代
- 家族構成
- 夫、長女(15歳)、次女(13歳)、長男(12歳)
私と献血の出合いは16歳の誕生日です。誕生日が同じだった同級生2人と学校帰りに献血センターに行ったのが始まりでした。当時は、献血をするとハンバーガーショップのポテト無料券がもらえたり、ジュースが飲み放題になったりしたことが、高校生ながらにとてもうれしかったことを思い出します。
以来約30年、結婚や出産、子育てなどを経験し、現在は献血を夫婦のライフワークの一つとして楽しみにしています。
先日も、主人と二人で献血に行きました。しかし、その時の献血はいつもと違う緊張感があったのです。実は、前回の献血の時には採血ができず、途中で中断を余儀なくされたのです。献血前に冷たいジュースを飲んだために、私の体が冷えた状態になり、血管が細くなったことが原因だったようです。献血を長く続けてきた私にとっては、これから先、献血ができなくなったらどうしようと心配でたまりませんでした。
前回の反省をいかして、今回は朝食に豚汁を用意し、体を温めるために長袖を着て、採血中も順調にいくようにとずっと主人と祈りながら受けました。おかげでスムーズに採血ができ、15分足らずで無事終了し、ささやかながら社会貢献ができたことに感謝しました。
今の世の中、ありがたいことにいろいろな形で社会貢献をすることができます。私たち夫婦は健康維持を心掛け、世のため人のためにお役に立つ喜びを感じながら、日々を過ごしていきたいと思います。
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