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夫婦がいつまでも明るく楽しく暮らすための秘訣は何でしょう。妻が、夫が相手を思いやり、共感し、認め合い、励まし合う…… 何でも分かっているつもりでいても、新しい発見がきっとそこにあります。日々の暮らしの中で感じたこと、気付いたことなどを手記でお届けします。

Episode6 キャンプのテント買う?!買わない?!

夫婦 web限定
いかみたい
ペンネーム
いかみたい
年齢
30代
家族構成
夫、長男(11歳)、次男(9歳)
15

ある日夫が「キャンプ用のテントを買いたいんだけど、どうかな?」と私に尋ねてきました。「どうかな?」は〈私に意見を求めているのではないのに〉と思いながらも、「キャンプっていつ行くの? 買ったテントはどこに置くの?」と問題点を洗い出してしまう私。
夫の仕事は土曜、日曜が休みではないため、子供の小学校の休みと合う時でないと泊まりでキャンプに行くことはできません。〈何もわざわざ買わなくても、今どきレンタルもできるんじゃないの?〉と私は正論をぶつけてしまいます。「そうやって、いつも反対するんだな」と夫。気まずい空気のまま一日が過ぎました。
その日の夜、お風呂に浸かりながら、自分がどうしてテントを購入することに反対なのかを冷静に考えてみました。私は良く言えば堅実だけど、逆に言うとケチな性格なのかもしれません。極端に言えば現実的に物事を見て、無駄なものは買いたくないのです。無駄にならないと思えるものなら、賛成に変わるのかもしれません。
早速、キャンプ用のテントをレンタルした場合、どの程度の費用で借りられるのかをスマホで調べました。安いものから高いものまであること、送料が思っていた以上にかかることが分かりました。購入したとしても、テントによっては3回くらい使えば元が取れるものがあることも分かりました。
〈夫はテントを買いたいと思ったんだなあ……〉。そこには夫の気分をそのまま受け入れることができなかった自分がいました。どうして内容を知りもしないで無駄な買い物と決めつけてしまったのだろう。私は、気持ちを切り替えて反省しました。
明くる日、反対するようなことを言ってしまったことを夫に謝りました。そして、テントの価格を調べたことを伝えた上で、いくらくらいのテントを買おうと考えているのかを聞いてみました。「泊まれるくらいの大きさがいいと思っているけど、テントはいろいろあるから。もう少し調べてみるよ」と夫は答えました。
それからしばらくたちますが、まだテントは購入していません。不思議なことに、夫がテントを買いたいと言わなくなったのです。たまには夫婦でキャンプ用品店に行って、下調べをすることもありますが、「こんなテントもいいな。あんなテントもいいな。大きなテントは掃除が大変だろうな」などと、あれこれ話をしながら探したり、迷ったりするのを楽しんでいます。

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