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夫婦がいつまでも明るく楽しく暮らすための秘訣は何でしょう。妻が、夫が相手を思いやり、共感し、認め合い、励まし合う…… 何でも分かっているつもりでいても、新しい発見がきっとそこにあります。日々の暮らしの中で感じたこと、気付いたことなどを手記でお届けします。

「ごめんなさいも言葉に出そう」Episode11

夫婦 web限定
ペンネーム
カモンヌ
年齢
30代
家族構成

私たち夫婦は、ふだんからさ細なことでも意識して表現をするように気を付けてきたので「ありがとう」と「ごめんなさい」を互いによく言っている方だと思っていました。
ところが先日、ある出来事をきっかけに、私の表現が不足していることに気付きました。私の不注意から夫に迷惑をかけ、注意された時に、「あなたは注意されたことに対してハイは言うけど、ゴメンは聞いたことがない」と言われたのです。
最初は「こんなに反省しているのだから、私の気持ちはちゃんと伝わっているはず・・・」と思いました。しかし、よくよく思い返してみると、注意を受けた時に、できていないことの嫌悪感から落ち込んだり、夫の怒りに萎縮して言葉が出にくかったりと、まず先に「ごめんなさい」と言葉に出せていませんでした。
「ありがとう」は相手の行いや思いに対して使うので、わりと自然に出てくるものの、「ごめんなさい」を素直に言うことができていなかったようです。
以前先輩から「自分の思いを口に出さないで、相手に気持ちを分かってもらおうというのは無理な願望だよ」と教えていただいたことを思い出しました。人の気持ちは言葉にしないと伝わらないのは当たり前のことですが、ついつい粗末にしがちです。そこを怠ると誤解や余計な感情を生み出す種となってしまいます。
いつまでも、夫婦や家族の中で「ありがとう」と「ごめんなさい」をきちんと言える関係でありたいと思います。

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