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お気に入りの小物を飾ってみよう

生活

買うべきモノは家に合わせて

皆さんは、ご自身の買い物のクセに気が付いていますか?
「まあいいか!」「安かったから」と妥協で購入したり、「ついでだから」と自宅の在庫を把握しないで買ってしまう頻度は、どのくらいありますか?
家の中が整い、心地良い空間になると買い物のしかたが明らかに変化します。自分の欲しいモノ、必要でないモノが、より具体的になるからです。
幾らお買い得でも家に似合わない色、素材、形のモノには購買意欲は湧きません。我慢するのではなく、欲しくなくなるのです。
色も素材も形も家の中に入れるべきモノ、似合うモノが分かるようになり、ピンとくる感覚を得られると、衝動買いがなくなります。「見付かるまで購入を待とう」で〈すごい!〉と感激したのは、先日の某新聞の記事です。  ある女性歌手が電子レンジの購入を思い立ったものの、なかなか納得する性能とデザインに出合えず、結局、初購入したのは結婚20年目だったそうです。私にはマネできませんが……。

眺めて元気に! 空間を活用しよう

「そばに置きたい」「眺めるだけで元気になれる」と思えるモノが、どのくらい家の中にありますか?「無い……」とお嘆きなら、家の中にお気に入り空間を設けてみませんか? 小さなスペースで構いません。
空間の中で自然と視線が集中する場所のことを、インテリア用語で「フォーカルポイント」といいます。好みの絵や写真、雑貨や旅の記念品などをかっこよく飾ってみましょう。   ふだんから見て、触れることで、ウインドーショッピング中でもお気に入りに出合える確率が上がります。お気に入りが増えると、無駄な買い物は必ず減ります。
暑さが本番を迎えるこれから。お気に入りのグラスにビー玉や観葉植物などを組み合せて、涼しげなフォーカルポイントを設けてはいかがでしょうか?

『芸生新聞』2016年7月11日付号掲載

捨てるから始めない もっと心地良い暮らし

ライフオーガナイザー・中川珠枝(PL富田林教会所属)が、生活空間をより心地良くするため、すっきりと快適に暮らすためのちょっとしたヒントを具体的に提案します。

【筆者プロフィル】大阪府出身。PL学園高等学校(全日制27期)卒業。PL学園女子短期大学進学後、ANA客室乗務員として勤務。現在は、富田林市で夫が起業した地域密着の不動産仲介会社「エイム不動産販売株式会社」のリフォーム担当として、モノに埋もれない収納・暮らし・空間を提案している。

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力は惜しまず出し切りましょう。人生は芸術です。