コラム

〝〜ぱなし〟を減らそう

生活
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モノも人も好循環を

使いやすい場所の中身が使用頻度の高いモノばかりになると、引き出しや棚の物量は減って出し入れがとてもスムーズになったと思います。
私の体験ですが、家の中のモノを見直して以降、劇的に変化したのは習慣です。「〜ぱなし」でなくなったのです。やりっぱなし、出しっぱなし、脱ぎっぱなし、置きっぱなしなどなど……。「〜ぱなし」は無責任にも通じているような気がします。自宅での「〜ぱなし」が減ると、社会生活の中でも「〜ぱなし」は減り、正に好循環です。頼みっぱなしや頂きっぱなしなどが続くと対人関係は悪循環ですね。各々使ったモノ・手がけた事に最後まで責任を持つのは当然なのですが、家の雑事となると主婦が全ての後片付けをしている家庭が多数なのが現状です。
そこに、家族の「〜ぱなし」が無くなったら? を想像するとワクワクしますね。小さな改善の積み重ねが、1年後には大きな改善につながっています。

安全を確保した片付けを

特に小さなお子さんに片付け習慣を身に付けてもらうには、「戻しやすい」が最も大切です。本人の「どこにどんなふうにお片付けしたいのか?」という意思を尊重してあげましょう。その延長線上に「段取り」「手際」があるのだと感じます。
大人でも、衣服を畳んで整理ダンスに収めるのが苦手な方は大勢います。畳むよりもつるすほうが自分に合っているなら、それも良しですね。
ハンガーやS字フックで引っ掛けるのも、床に置きっぱなしよりは断然良いです。自分に合う方法で心地良い空間を創り出しましょう。
シニア世代の場合は長い時間をかけて自身の「段取り」「手際」が確立されているので、収納の変更や位置の見直しはとても難しい問題です。物の処分にはかなりの抵抗がある場合が大半です。
しかし、最優先されるべきは安全の確保です。「自宅が安全であるために」という視点であれば、家の仕組みを整えることに一緒に取り組めるのではないでしょうか。

『芸生新聞』2016年12月12日付号掲載

捨てるから始めない もっと心地良い暮らし

ライフオーガナイザー・中川珠枝(PL富田林教会所属)が、生活空間をより心地良くするため、すっきりと快適に暮らすためのちょっとしたヒントを具体的に提案します。

【筆者プロフィル】大阪府出身。PL学園高等学校(全日制27期)卒業。PL学園女子短期大学進学後、ANA客室乗務員として勤務。現在は、富田林市で夫が起業した地域密着の不動産仲介会社「エイム不動産販売株式会社」のリフォーム担当として、モノに埋もれない収納・暮らし・空間を提案している。

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