暮らしを彩る出版社
コラム
Lesson 28 〈最終回〉 ビーツのルビースープ
食育レシピ
温かい料理がうれしい季節になりました。中でも、スープは体が早く温まり、栄養の吸収も◎。今回は白の器に映える、ビーツを使った赤いスープです。
年末、年始と人がたくさん集まる時は大皿で〝ドンッ〟と。もし余ってしまってもご安心を。冷めても鶏のゼラチンの働きでゼリー状になるので、カクテルグラスなどに盛れば雰囲気も変わって、2度楽しめますよ!
『芸生新聞』2017年12月11日付号掲載
材料(4人分)
ビーツ | 600g |
チキンブイヨン | 800cc |
鶏もも肉 | 400g |
塩・コショウ | 少々 |
ローリエ | 1枚 |
タイムの葉 | 少々 |
作り方
- 1.
ビーツの皮をむき、一口大(厚さ2㎝の角切り)にする。
- 2.
鶏もも肉は皮と身の間にある脂を取り除き、一口大に切る。
- 3.
1と2をフライパンで焼き、鶏もも肉の両面に焦げ目が付いたら鍋に移す。
- 4.
3の鍋にチキンブイヨン、ローリエを入れて蓋をし、柔らかくなるまで煮る。
- 5.
塩、コショウで味を調える。
- 6.
5を器に盛り、タイムの葉を散らす。
簡単! 食育レシピ教室
食育とは、「食」に関する知識(食材の旬や調理方法、栄養のことなど)を得ることだけではなく、もっと広い意味を持っています。団らんの場を増やし、食生活を通して健康増進を図るきっかけになり、またマナーやコミュニケーション力を養うことにもつながります。
食が築く健全で豊かな毎日が、皆様の明るく、楽しく、輝いた自己表現の助けになりますよう、季節に沿った身近なレシピを紹介します。
料理研究家 海野恵子(PL静岡中央教会所属)