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子育ての中にはいろいろな発見があります。親として、何かを感じ、経験し、学んだこと…。それは自分にとっても周囲の人にとっても大切な宝。その発見の感激を毎回手記でお届けします。

「息子からのありがとう」Episode19

子育て web限定
あじさい
ペンネーム
あじさい
年齢
30代
家族構成
夫、長男(7歳)、次男(6歳)
32

3月に次男が幼稚園を卒園しました。
3歳から3年間、毎日お弁当を作り、送迎をし、園の行事にもなるべく参加して、
日ごろの様子を見せてもらっていました。
何かと大変でしたが、内容の濃いすてきな時間を過ごすことができました。

修了式を間近に控え、最後のお弁当の日の前夜のことでした。
次男はいつものように夕食を済ませると、台所に食器を運んできました。
その時次男から「お母さん」と呼ばれたので、
「何?」と返すと、
「毎日のお弁当、ありがとう。うれしかったよ!」と言ったのです。
私は瞬間的に「えっ?」と聞き返しましたが、
冷静になって息子の言葉をもう一度、頭の中で整理しました。
「ありがとう」「うれしかった」
まさかこんなフレーズが6歳の次男の口から出てくるなんて思ってもいなかったので、
私は感動のあまり息子をぎゅっと抱きしめ、
「こちらこそありがとう」と言いました。

私はお弁当作りが苦手で、1年早く入園した長男のお弁当作りを始めた当初から、
〈3年間、大丈夫かな……〉と不安でいっぱいでした。
しかし翌年、次男の分も合わせ、2人分を作ることになった時には、
「もう、やるしかない」と腹をくくり、
苦手なりにも〈喜んでもらえるように〉と頑張ってきました。
毎日、空っぽで返ってくるお弁当箱を見ては励まされ、
無事に乗り越えることができました。
3年間の幼稚園生活で、次男は自然に“感謝すること”を学んだのだとしみじみ感じました。
年齢的に「まだまだ難しい」と思うことでも、教えられたことは吸収していきます。
「幼稚園」という小さな社会の中で学んだことは、息子にとって大きな一歩であり、
大きな成長でした。親としても感謝せざるを得ませんでした。

毎日の何気ないことの繰り返しでも、一つ一つが一度限りのことで、
同じことは二度と起こりません。
その中の一つの出来事に“感謝”の気持ちを伝えてくれた次男に大きな拍手を送りました。
次男から届いた「ありがとう」と「うれしかった」の言葉を胸に、
これからもますます子育てに励みたいと思います。

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