暮らしを彩る出版社
コラム
Lesson3 花びらずし
食育レシピ

3月下旬から4月はいろいろな花が咲き、気温の上昇とともに心が弾んで食欲が増し、明るい気分になります。目で見、体で感じることは、食育にはとても大切です。
野の花を食卓に飾るのもお勧めです。季節の恵みを肌で感じ、会話も弾むことでしょう。テーブルの花は高さを低くいけると、対面の方の顔が見えて良いですね。
今回はすしの盛り皿に蓋付きの器を使ってみました。パッと開けた時の楽しみと、ワクワク感を演出できるので、きっと盛り上がりますよ!
『芸生新聞』2015年4月13日付号掲載
材料(4人分)
| A | |
| 米 | 2カップ |
| 水 | 2 1/3カップ |
| だし昆布(切り目を入れる) | 10cm |
| B | |
| すし酢 | 100cc |
| ちりめんじゃこ | 30g |
| C | |
| レモンの皮(すりおろし) | 大さじ1 |
| レモン汁 | 大さじ2 |
| D | |
| レンコン | 100g |
| レモン汁 | 少々 |
| E | |
| 卵 | 3個 |
| 砂糖 | 大さじ2 |
| 塩 | 少々 |
| オリーブオイル | 大さじ1/2 |
| しば漬け | 少々 |
作り方
- 1.
下ごしらえ
Aを炊飯器で炊く。
Bのちりめんじゃこは、一晩すし酢に漬け込む。
Dのレンコンを8等分して薄くスライスし、たっぷりの湯にレモン汁を少々入れて強火でさっと(短時間)ゆでる。
Eの材料を合わせ、薄焼きにして千切りに(錦糸卵)。
しば漬けを5mm角に切る。 - 2.
炊いた米にBとCを入れ、混ぜて冷ます。
- 3.
冷ました1に、下ごしらえしたDを加えて混ぜる。
- 4.
器の全面が平らになるように2を盛り付ける。
- 5.
3の上に錦糸卵をのせる(まんべんなく全体に)。
- 6.
しば漬けを花びらのように散らす。








簡単! 食育レシピ教室
食育とは、「食」に関する知識(食材の旬や調理方法、栄養のことなど)を得ることだけではなく、もっと広い意味を持っています。団らんの場を増やし、食生活を通して健康増進を図るきっかけになり、またマナーやコミュニケーション力を養うことにもつながります。
食が築く健全で豊かな毎日が、皆様の明るく、楽しく、輝いた自己表現の助けになりますよう、季節に沿った身近なレシピを紹介します。
料理研究家 海野恵子(PL静岡中央教会所属)