暮らしを彩る出版社
コラム
Lesson15 季節のフルーツテリーヌ
食育レシピ
残暑が厳しい9月に、すぐ作れて、優しい口溶けのデザートはいかがでしょう。今年は夏のフルーツがどれもとても甘く、おいしいので、ぜひ、いろいろな組み合わせでお楽しみください。
粉寒天は棒寒天より使いやすく、ゼラチンと違って一度固まれば溶けることはありません。3〜4日は冷蔵庫でだいじょうぶです。
真っ白な寒天の中に色とりどりのフルーツが見えて、とてもきれいです。食卓に花を添える一品にいかがですか。
『芸生新聞』2016年9月12日付号掲載
材料(4人分)
A | |
粉寒天 | 6g |
水 | 300cc |
B | |
ココナツミルク | 200g |
牛乳 | 200g |
グラニュー糖 | 65g |
フルーツ(季節感と彩りを考えて選びましょう) | |
キウイ | 2個 |
マンゴー | 1個 |
作り方
- 1.
キウイは種の部分を除いて1㎝の棒切りに、マンゴーは5㎜厚のスライスにして、棒切りにする。
- 2.
鍋にAを入れて、火にかけ、沸騰したら2分くらいホイッパーでよく混ぜて、火からおろす。
- 3.
別の鍋にBを入れ、グラニュー糖が溶けるまで火入れする。
- 4.
2と3を合わせてよく混ぜ、粗熱を取る。
- 5.
20cmのパウンド型(事前に冷やしておく)に4を1㎝くらい流し入れ、固まってきたら、キウイを並べる。
- 6.
5の上にキウイが隠れるまで4を流し入れて、固める。
- 7.
マンゴー、キウイと交互に6の工程を繰り返し、最後に4を流して、冷蔵庫で冷やし固める。
簡単! 食育レシピ教室
食育とは、「食」に関する知識(食材の旬や調理方法、栄養のことなど)を得ることだけではなく、もっと広い意味を持っています。団らんの場を増やし、食生活を通して健康増進を図るきっかけになり、またマナーやコミュニケーション力を養うことにもつながります。
食が築く健全で豊かな毎日が、皆様の明るく、楽しく、輝いた自己表現の助けになりますよう、季節に沿った身近なレシピを紹介します。
料理研究家 海野恵子(PL静岡中央教会所属)