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  • 「高い理想を掲げる者が高い誇りを持ちうる①」プロフェッショナル研究 Chapter4-1

    ビジネス
    ドンケツ・チームの怠慢なムードに染まるな。夢はでっかく持ち、夢へ向かって歩き始めよう。 理想は高く、あくまで高く…理想に近づく努力が、男の誇りを支える。 この稿の読者諸氏は面白い本を読むのがお好きだろうか。もしお好きなら、海老沢泰久(注1)著「監督」(注2)のご一読をお勧めする。 とにかく面白い本である。しゃれたユーモアと快いスリル、そしてみごとなエンド。一夜の楽しみとして充分以上のものであ…… 続きを読む
  • 「自分と自分の仕事を卑下するのは止めようⅢ」プロフェッショナル研究 Chapter3-3

    ビジネス
    金のためなんかで仕事をしちゃいねえ! カッコよくタンカを切れる人の作品には、その人の誇りがにじみ出るとは思わないか。 もう五年ほど前になるが、あるシナリオ研究会に出席したとき、講師に鈴木清順氏(注1)がいて、「シナリオとは、それをもとにして映画をつくるものでありまして、映画になることを前提として書かれるものであります。従って、もし書いてもそれが映画にならないならば、それはシナリオではなく、シナリ…… 続きを読む
  • 「自分と自分の仕事を卑下するのは止めようⅡ」プロフェッショナル研究 Chapter3-2

    ビジネス
    偉大なプロが巨億の金を稼いだからといって、金を稼げる奴が偉大なプロだとは断じていえない。 タノキントリオが偉大だなんて、キミ、思う? 「坊ちゃん」の中で主人公の坊ちゃんが下宿のおばさんと話していて、教頭の赤シャツが、うらなり君の恋人であるマドンナを横取りしようとしていると聞き、腹を立てるくだりがある。ところがおばさんは、うらなり君も煮えきらぬ態度で、あれでは若い娘の心はつかめない、その点では教…… 続きを読む
  • 「自分と自分の仕事を卑下するのは止めようⅠ」プロフェッショナル研究 Chapter3-1

    ビジネス
    1億円稼ぐ男は5千万円稼ぐ男より倍も偉いのか? プロの条件を金の亡者は見誤ってはいないか? もう一回生まれてもこの仕事を、プロのハートには誇りと愛着がある サッカーのワールドカップ大会がスペインで開かれることになった。 四年に一回、世界的規模で開かれるビッグ・イベントである。 前回は、今世界中の耳目を集めている国アルゼンチンが優勝した。そのチームの中心選手はマラドーナであった。 サッカーの…… 続きを読む
  • 「たとえ調子がわるくてもベストをつくそうⅢ」プロフェッショナル研究 Chapter2-3

    ビジネス
    ‟社長につなげ”という怪電話。取引先か総会屋か、令夫人か二号さんか、とっさに判断で出来ないようではプロの秘書ではない。 プロの強さのもう一つの要素は正確さである。どんな速球でもコースが甘ければ打たれるように、どんなに早く仕上げても間違いだらけでは仕事をしたことにならない。 時間的に急がねばならないとき、条件的に切迫し小さなミスさえ許されないとき、平常心を失わず、尽くすべき手順を忘れずに尽くすこ…… 続きを読む

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明鏡止水(めいきょうしすい)

人の表現はありのまま受け止めましょう。