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  • 「鍛えがいのある若者よ、来たれ!」プロフェッショナル研究 Chapter14-2

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    壁というのは、その人にとって破るまでが大変だが、破ったあとはその人が一皮むけて、 一まわり大きくなって、壁ではなくなる。 結局、それが遅すぎた。 前半の三つのうち一つでも取っていれば名人位防衛はできていたろうに、 三連敗は何と言っても大きすぎた。 二十年かけて取った名人位を一年で失って、 前名人はどんな心境だろうか。でもこれで終わったわけではない。 まるで問題にならなかった中原との差…… 続きを読む
  • 「鍛えがいのある若者よ、来たれ!」プロフェッショナル研究 Chapter14-1

    ビジネス
    失敗も結構。だが同じ失敗を二度しない―これがやる気のある者の最低条件である。 ――プロってのは、ぶんなぐったほうは忘れていても、ぶんなぐられたほうは必ず覚えているものだ―― 荒木大輔が予告先発で阪神戦に登板し、何とか五回を抑えて勝利投手になった晩、 あるテレビ番組で解説者の野村克也氏が言ったことばである。 ぶんなぐられたほうは必ず覚えている。良い言葉である。 これのない人間はプロフェッシ…… 続きを読む
  • 「ピンチを切り抜ける力はどこに」プロフェッショナル研究 Chapter13-3

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    いわゆる人生の敗者、人生が充実していない人に限って、 「たら」や「れば」が多いのは事実である。それは精神の集中に欠けているからだ。 五月十二日現在で谷川浩司八段は加藤名人に三連勝、 二十一歳の将棋名人誕生の可能性大である。 中原が十代でA級に進み、当時天下無敵だった大山名人に棋聖戦で挑戦し、 タイトルを奪取したころ「鉄腕アトム」というニックネームがつけられた。 あのころの人気アニメの主…… 続きを読む
  • 「ピンチを切り抜ける力はどこに」プロフェッショナル研究 Chapter13-2

    ビジネス
    いくら考えても、過ぎ去った事をやり直すことはできない。悔やむより次にすべきことは二度と失敗しないようにすることだけだ。 プロフェッショナル研究は遂にネタ切れになってスポーツ評論になったのか、 と文句がきそうな話を続けたが、話の中心は重信である。 十五番でツーパットを確実に入れていたらという、たらの話である。 勝負にたらはないとか、たらは北海道とか言って、 そういう考え方をいましめてはいる…… 続きを読む
  • 「ピンチを切り抜ける力はどこに」プロフェッショナル研究 Chapter13-1

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    「たら」や「れば」を振り捨て、今すべきことに集中するスタミナが勝者をつくる。 五月十五日の日曜日は面白そうなスポーツの試合がたくさんあって、 テレビを見るにしてもどれを見て良いか迷うほどだった。 だからコマーシャルになるたびにあちこち カチャカチャ、チャンネルを回していろんなものをこま切れで見た。 その中で最後に私をひきつけたのは、 日本プロゴルフ・マッチプレー選手権の決勝戦であった。…… 続きを読む

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