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    思春期編その19「心にエネルギーを補給する」

     子供が中高生になると、親はパートに出たり、勤務時間を増やしたり、場合によっては介護が始まったりと、忙しくなってくる人も多くなります。仕事、家事、子育て、介護など、行うことの多さに疲れたりもするでしょう。  加えて反抗期や何か問題が出てくると、頭がいっぱいになってしまいます。〈どうしたらいいんだろう〉〈うまくいかない〉〈忙しい〉、いろいろな思いが交錯して疲れ切った状態でいる人にお会いすると、私は…… 続きを読む
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    思春期編その18「自分の〝我〟に縛られない子育てを」

     平成が終わり、新しい年号「令和」になってはや5年、更に昭和は遠くなったように感じます。ですが今でもたまに、昭和の感覚が残る中で育てられたお父さんお母さんがいらっしゃいます。  ちゃぶ台返しというと、お笑いやパロディーの世界の話に聞こえますが、そこまではしなくても、「自分はたたかれて育ってきたから」「痛い思いをしないと子供は分からない」「親に何もしてもらわなかったから、同じようにしてるだけ」…… 続きを読む
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    思春期編その17「子供の力を感じ取ることが大切」

     もし、子供が学校に行けなくなる、ひどく落ち込んでいる、という状況になったとしても、親としてしばらく見守る、ゆっくり休ませる、などの対応をすると子供の症状は回復していく傾向が多くあります。  子供の回復力は、大人とは比べものにならないほど大きいと、私は感じています。ですが、それを分かっていない親御さんが多いのも事実です。  食事も取れなかったり、朝全く起きてこないほどの落ち込みを目の当たりにし…… 続きを読む
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    思春期編その16「少し距離を置いて見守る」

     思春期の悩める時期に、親として何ができるでしょうか。小学生の時は、親の言うことをよく聞きますし、困ったことがあると、話してくることもよくあります。  しかし思春期になると、そうはいきません。「子供が中学生、高校生になり、あまり話をしてくれなくなった」「部活の朝の練習がきつそう」「休みがないけど大丈夫だろうか」「スマホばっかり触っていて、少しも勉強しない」「自分の機嫌が良い時は話してくるけど、学…… 続きを読む
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    思春期編その15「適度な距離を持って見守ること」

     これまで思春期の悩みについて、それは「よくあることだ」と説明してきました。では、具体的にどんな悩みがあるのかというと、「自分に自信が持てない」「友達と話していても表面的で、本当の友達といえる人がいない」「グループで話している輪の中に入れない」「友達の前で笑っている自分が、本当の自分とは思えない」「頑張っても無駄だと思う」「思うようにできない自分にイラつく」「親がウザい。親の言うことに、とにかくイ…… 続きを読む

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臨機応変(りんきおうへん)

神業のまにまに適切な対応を授かりましょう。